電子書籍の分冊って何?どういう意味で単行本の巻と何が違うの?

電子書籍のサイトやブログなどでコミックの話題で「分冊」という言葉を初めて見たとき正直「分冊」って何?って思いました。

なんか安いけど…。単行本みたいな普通の本じゃないの??

そこで私と同じように分冊がわからない方に向けて詳しく説明したいと思います。

分冊版の意味と文庫本の巻の違いは何?

分冊本と単行本の違いについて具体的にみていきます。

単行本と分冊本の形態の違い

分冊と言うのは簡単に言うと1冊の単行本を1話ごとに何冊かに分けたものです。

電子書籍ならではの配信方法ではないでしょうか?

本屋さんで並んでいるコミックは「1巻」「2巻」「3巻」…と単行本が並んでいて普通は1巻から順番に買って読んでいきますよね。

その「1巻」の中にも「第1話」「第2話」…と分かれているものがあります。

例えば「鬼滅の刃」などは「1巻」の中に

第一話:残酷

第二話:見知らぬ誰か

第三話:必ず戻る夜明けまでには

第四話:炭治郎日記・前編

第五話:炭治郎日記・後編

第六話:山ほどの手が

第七話:亡霊

とあります。

鬼滅の刃では分冊売りはされていないようですが例えばこの「一話」のみ電子書籍で買うことが出来ることがありこの「一話」にあたるのが分冊です。

分冊版と単行本の画面上での違い

単行本では一画面に1ページまるっと表示されます。

しかし、分冊本では画面がコマ割りで移動していきます。

コマ割りで移動、というのは普通にコミックを読み進めるように1ページのコマの部分がクリック、またはスライドごとに移動していくものです。

分冊だとページ数が少なくてあっという間に終わってしまうのでコマ割りにすることで読み手が満足感を得られるようにしているのだと思います。

ただ悪く言うとちまちま進んでいくのでパパッと早く読みたい人には向かないかもしれません。

なぜ分冊売りをするのか?

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なんでわざわざ「巻」を細かくするのか?初めは意味がよくわかりませんでした。

しかしよく考えてみるとおもしろいかどうかわからないコミックを500円位で買うより取り合えず70円位で1話だけ読んでお試しをする方がよくないですか?

それで続きを読みたいと思ったら続けて購入する方が合理的です。

今月はお小遣いが少ない!でも読みたい!なんて場合でも少額で読める分冊はいいですよね。

分冊版を買う際に注意すること

例えば同じコミックで

分冊版:110円
文庫本:600円(7話)

のように単純に分冊版を×7話すると文庫本を買うより割高になってしまうことは多々あります。

コミックに限らずまとめ買いの方がお安いのは理解できますよね。

なので内容を吟味したい場合は初めは文庫本の1巻分を分冊本で読み最後まで読みたいと思ったら2巻目から文庫本ので読むというのも一つの手ですね。

値段に関して注意することともう一つ注意しなければいけないことがあります。

値段が違うので文庫本と分冊版を間違えることはなさそうですが分冊と文庫を混ぜて読んでいる場合は読んだところが重複しないように、また読んでいないところを飛ばさないように注意しなければなりません。

まとめ

分冊版と単行本、つまり話配信か巻配信かと言うことですがそれぞれにメリット、デメリットがありました。

分冊版では安いがコマ割りで進んでいく、単行本ではそれなりの値段で1ページごとに進んでいく、と言うようになっているので自分にあった配信方法を選んで賢くコミックを読んでくださいね。

 

 

 

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